目次
カーポートをDIYで設置するメリット
費用を節約できる
カーポートをDIYで設置することで、業者に頼む費用を節約することができます。自分で必要な材料を購入し、手作業で設置することで、職人に支払われる工賃、施工費を削減することができます。
自分の好みに合わせて設計できる
DIYでカーポートを設置することで、使う素材や寸法を自由にカスタマイズすることができます。
自分の好みやニーズに合わせて、独自のカーポートを作ることができます。また、カラーや材質の選択も自由に行えるため、周囲の環境や建物と調和させることも可能です。
カーポート屋根をDIYで施工するデメリット
技術と経験がないと、失敗するかもしれない
カーポートの設置には一定の技術や経験が必要です。どのようなカーポートを自作するのかで違いますが、柱を立てる「ハツリ」と呼ばれる基礎工事ができるか?もし初めてやるのであれば、問題が発生する可能性もあります。
適切な基礎や構造を作ることができないと、カーポートが不安定になったり、風や雪に耐えられない可能性があります。
設置作業の際の安全性の問題
置の際には適切な安全対策が必要です。例えば、重い材料や道具の取り扱いに慣れていない場合、けがをする可能性があります。また、高い場所での作業や屋根へのアクセスには特別な注意が必要です。
DIYカーポートの事例
事例1【DIY】わずか4000円で立派なカーポートが建った!
中古のカーポートをもらったので、4000円という価格でカーポートを立てた人のYou Tube動画です。既に立っていたカーポートを解体して、組み立てなおしています。
基礎工事から本格的にされています。コンクリートを削る機会やドリルも揃っていて、プロ顔負けの仕事をされています。
事例2 とよちゃんガレージ/DIYでカーポートを作ってみた
車系のユーチューバー「とよちゃんガレージ」さんが自宅のスペースにカーポートをDIYで設置しています。事例1とは違い、重機や工具を使わずに、ハンマーのみでコンクリートの地面に穴を掘って基礎を作っています。
費用は、カーポートキットを8万円で購入しコンクリートが1万円ので合計9万円ほど。
本体と資材で9万円+作業だったら、メーカーのカーポートで工事費込みで12万円程度で設置できます。数万円足せばプロが工事してくれるので安全性を考えるとどっちがいいのかな?と思ってしまいました。制作者さんは、「自分で作ったので愛着がある」と言ってました。
事例3 木製にこだわったDIYカーポートは暖かみのある仕上がりに!
駐車スペースに図面を描き、必要な資材はネットで購入したという「木製カーポート」です。柱はL字金具で壁に固定しています。DIYとしては、中級者から上級者の間くらいですが雨風をしのぐには十分です。
事例4 【カーポートDIY】予算2万5千円あれば素人でも作れる実用的なカーポート
「実用的なDIY生活」というHPで紹介されている2万5千円でつくったというカーポート。
- パイプ
- ビニールシート
- フェンス基礎石
- ドライ生コン(コンクリート)
- 紐(クレモナ3打)
上記のようなホームセンターで買えるもので作った簡易的なカーポートです。
雨はしのげそうですが、強い風が吹いた場合に屋根の「ビニールシート」と柱の「パイプ」が損傷してしまわないかちょっと心配です。
経験と知識があればカーポートDIYできる
メーカー製のカーポートの設置は可能だが、それなりの技術と労働時間が必要
事例1の中古カーポートはおそらくメーカー純正のカーポートです。メーカー製のカーポートの頑丈な支柱を、工事機械を使って地面に埋め込む基礎工事をしていました。工事経験があると思われます。
事例2では、人力で基礎工事をしてましたが、3~4人で1ヶ月ほど作業して作っていましたので相当の労働時間を費やしています。
カーポートをDIYで作るには、工事の経験と知識がないと安全には設置できないでしょう。
素人が1人で、カーポートキットをネットで購入して、自分で組み立てようするのは危険です。
簡易カーポートならDIYカーポートができる
事例2と3のように、使用素材から用意して、大がかりな工事をしないのであれば、カーポートをDIYできます。
ただし、簡易的なカーポートになるので、台風が来たら損傷するリスクは大きいです。何年も使用できるものではなく、定期的にメンテナンスが必要になるでしょう。
DIYでカーポートを設置するリスク
カーポートは車や他の物品を保護するための重要な構造物です。不適切な設計や施工は、風や雪の荷重に対して耐えられず、倒壊や損傷の危険性を引き起こす可能性があります。
DIYで行う場合でも、建築知識や経験が不足している場合は、誤った施工や不安定な構造のリスクがあります。
まとめ
メーカー製の低価格帯のカーポートを工事費込みで購入したほうが安上がりの場合も
メーカー製のカーポートは、安いものだと工事費込みで10万円台前半から設置できます。
もし、メーカー製のカーポート本体を購入してDIY組み立てしようとしている方がいたらやめておいた方がいいでしょう。
まずは、いくらでカーポートを設置できるか見積もりをとってみよう
カーポートをDIYしようと思っている人も、メーカー製品を「自宅の駐車スペースに設置したらどれくらいかかるのか?」見積もりを取ってみることをおすすめします。
複数の業者から見積もりをとれば、最安値の業者の価格を知ることができます。
まず、カーポートの設置費用の相場を知ってからDIYをするか検討してみるのもいいかも知れません。
カーポートを“最安値”で設置するには、複数の見積もりを比較することが必須
カーポートは安いものだと十数万円から数十万円、高いものだと、百万円以上の大きい買い物。
「カーポート設置費用(工事費込み)の相場価格はある」とは言え、ユーザーに渡るまでの【仕入れ価格の違い】はどうしても出てきます。1台用の安いカーポートでも数万円以上の違いが出ます。2台用や1台用でも堅牢な100万円以上の高額なものだと十数万円〜の違いがでてくることも普通にあります。
また、業者により【工事費の違い】もあるので、依頼する業者によって、最終的に数万円の差がでます。
損をしないで、カーポートを設置するには複数社の見積もりを比較ができる「一括見積もり」がおすすめです。
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