
目次
- はじめに:カーポート選びで失敗しないために
- ホームセンターのカーポートは本当に最安なのか?
- ホームセンターとメーカー製カーポートの価格比較
- カーポートの総額相場を徹底解説
- ホームセンターオリジナルカーポート人気ランキング10選
- オリジナルカーポートとメーカー純正カーポートの違い
- 大手メーカー製とホームセンターのカーポートの比較
- ホームセンターのカーポートが向いてる人
- メーカーカーポートが向いてる人
- ホームセンター製カーポートのメリット・デメリット
- メーカー製カーポートのメリット・デメリット
- 格安でカーポートを買うための5つのコツ
- 購入時の注意点とよくある失敗例
- まとめ:自分に最適なカーポートを賢く選ぼう
- カーポートを“最安値”で設置するには、複数の見積もりを比較することが必須
はじめに:カーポート選びで失敗しないために
愛車を雨や紫外線から守るカーポート。購入を検討する際、「できるだけ安く済ませたい」と考える方は多いでしょう。
ホームセンターで販売されているカーポートは本当に最安なのでしょうか。本記事では、ホームセンター製とメーカー製の価格差、総額相場、そして格安で購入するための実践的なコツまで、カーポート購入に必要な情報を網羅的に解説します。
初めて購入される方も、買い替えを検討されている方も、この記事を読めば賢い選択ができるようになります。
ホームセンターのカーポートは本当に最安なのか?

結論から言うと、ホームセンターのカーポートは「本体価格」においては確かに最安クラスです。コメリ、カインズ、コーナンなどの大手ホームセンターでは、1台用カーポートが本体価格10万円台前半から販売されています。一方、LIXIL(リクシル)やYKK APなどの大手メーカー製品は、エントリーモデルでも本体価格が25万円程度となります。
カーポートの設置には、本体以外に基礎工事費、組立設置費、運搬費などが必要となり、これらを含めた総額で比較する必要があります。ホームセンター製品の場合、本体は安価でも、設置を依頼すると工事費が高くなるケースがあります。
また、ホームセンターのカーポートは、コストを抑えるため、材質や構造がシンプルになっている点も理解しておく必要があります。そのため、「最安」であることは間違いありませんが、「最もコストパフォーマンスが高い」かどうかは、使用目的や設置環境によって異なります。
ホームセンターとメーカー製カーポートの価格比較
具体的な価格比較を見ていきましょう。以下は標準的な1台用カーポート(間口約2.7m×奥行き約5m)の本体価格の目安です。
| 販売元 | 本体価格帯 | 代表的な製品例 |
|---|---|---|
| ホームセンター(自社ブランド) | 11万円〜14万円 | コメリオリジナル、カインズPB商品 |
| LIXIL(リクシル) | 20万円〜35万円 | カーポートSC、ネスカシリーズ |
| YKK AP | 18万円〜38万円 | エフルージュ、レイナシリーズ |
| 三協アルミ | 18万円〜32万円 | カーポート G-1、M.シェードシリーズ |
カーポートの総額相場を徹底解説
カーポート購入で最も重要なのは「総額」の把握です。本体価格だけを見て判断すると、予想外の追加費用で予算オーバーになることがあります。ここでは、カーポート設置にかかる総額の内訳と相場を詳しく解説します。
1台用カーポートの総額相場
標準的な1台用カーポート(間口2.7m×奥行き5m)の総額相場は以下の通りです。
- ホームセンター製品の場合:総額15万円〜25万円
- 本体価格:11万円〜14万円
- 基礎工事費:4万円〜8万円
- 組立設置費:3万円〜5万円
- その他(運搬費、処分費など):1万円〜3万円
※ホームセンターによって、本体価格に工事費が含まれている場合と、工事が別途になる場合がある。
- メーカー製品の場合:総額25万円〜50万円
- 本体価格:15万円〜35万円
- 基礎工事費:4万円〜8万円
- 組立設置費:4万円〜7万円
- その他(運搬費、処分費など):2万円〜5万円
2台用カーポートの総額相場
2台用カーポート(間口5m前後×奥行き5m)になると、価格は大幅に上がります。
- ホームセンター製品:総額25万円〜40万円
- メーカー製品:総額40万円〜80万円
2台用は柱の本数や屋根面積が増えるため、基礎工事費も1台用の1.5倍から2倍程度になります。また、強度を確保するための補強材も必要となるため、本体価格も単純に2倍にはなりません。
追加費用が発生するケース
標準的な工事以外に、以下のような場合は追加費用が発生します。
| 追加工事内容 | 費用目安 |
|---|---|
| 既存カーポートの撤去・処分 | 3万円〜8万円 |
| コンクリート土間の打設 | 1平米あたり8,000円〜15,000円 |
| 地盤改良(軟弱地盤の場合) | 5万円〜15万円 |
| 積雪地域向け補強 | 3万円〜10万円 |
| 照明の設置 | 2万円〜5万円 |
これらの追加工事が必要かどうかは、設置場所の状況や地域の気候条件によって異なります。見積もりを取る際は、必ず現地調査をしてもらい、追加費用の有無を確認することが重要です。
ホームセンターオリジナルカーポート人気ランキング10選
カインズ VIC port αII

カインズのVICポートシリーズは、工事込み価格が104,800円(税込み)~とコストパフォーマンスに優れた人気のシリーズ。

お手頃価格ながら、構造部材に高強度アルミ形材を採用しており安心の構造設計。

「ゴミ出しエルボ」が標準で装備されているので、掃除のときの手間を軽減。大容量の雨桶が採用されており、大雨の時でも対応できる構造。

オプションで風による揺れを軽減し、積雪に対する強度を補助する着脱式サポート柱は30,000円で装備できる。
吹上風の強度を高める屋根材補強のVICポートは7個入りが6,000円。
DCMセレクトカーポート

DCMで販売されている人気のオリジナルカーポートDCMセレクトカーポート。
工事費込みで125,180円(税込)から、お手頃価格ながら、丈夫で快適なカーポート。屋根は、アーチ型(アール屋根)でポリカーボネート製。
1台用片流れと、2台用ワイドが販売されている。
屋根カラーは「かすみ色」と「ブルースモーク」の2種類から、柱の色は、「アーバングレー」「サンシルバー」「ダークブロンズ」の3種類から選べる。
コメリ オリジナルカーポートV

コメリのカーポートでスタンダードタイプの「オリジナルカーポートV」。工事費込み1148,00円で、メーカーのものより安い価格設定になっている。

屋根色は、トーメイマット色・ブルー色の2種類から、本体の色は、ブラウン・ブラック・ステンカラーの3種類から選べる。

追加オプションの脱着式サポートは、2本入・工事費込みで27,800円で追加可能。
サイドパネルは1段片面で10,000円からあり、工事費は15,000円。2段片面は13,100円からで、工事費は20,000円~になっている。
カインズ スタイリッシュポート

カインズオリジナルのスタイリッシュカーポートは、屋根がフラットで見た目もすっきりしている。
カラーバリエーションは、ステン・ブラック・ブラウンの3色がある。

屋根は、割れにくいポリカーボネート板で、ガラスの約200倍の耐衝撃強度を持ち、紫外線をさえぎる。クリアブルーとクリアマットの2種類がある。

車を風雨から守り、人の乗り降りの際にも役立つ、サイドパネルが1~2段をオプションで取り付けることも可能。
ナフコ エコマリームポート

アール屋根型のナフコ エコマリームポートは、ホームセンターのオリジナルカーポートの耐風強度が34m/sであるのに対して、標準で38m/sある。この価格でこの強度はナフコだけとカタログでも強調しています。

ナフコのカーポートはさらに耐風強度性能をアップさせる「アップグレードW」で38m/sから42m/sにすることも可能。
DCMセレクトストレートポート

直線を基調としたフラット屋根の、DCMセレクトストレートポート。
屋根カラーはかすみ色・ブルースモークの2色から、柱は、アーバングレー・サンシルバー・ダークブロンズの3色から選べる。
ナフコのエコマリームポートと同じく、ホームセンターオリジナルカーポートの中では耐風強度が風速38m/sと強い。
コーナン ジョイポートフラットスタイル

コーナンオリジナルカーポートフラット屋根タイプ。
本体色は、基本色がステンカラーとブラック。基本色に、木調色の4色を合わせられる
ナフコ マリームFDX

新型カーポートのナフコ マリームFDXはフラット屋根タイプ。前後で高低差を付けることにより、室内からの長めがスッキリしている。
同じナフコのエコマリームポートと同じく、耐風強度が標準で、38m/s相当と高い。

柱は、アーバングレー・サンシルバー・ダークブロンズの3色から選べる。
コメリ オリジナルカーポートF

コメリが「住まいの外観と調和する意匠性の高いカーポート」として販売するオリジナルポートF。フラット屋根で1台用と2台用がある。

熱線吸収のポリカーボネートの屋根の色はブルーマットとクリアマットの2種類。

割れにくい屋根材の強度はガラスの約200倍で、UVカットが装備されている。
コーナンオリジナル ヴァンポートR


本体色は、シャイングレー・オータムブラウン・チュラルシルバーの3種、屋根色はクリアブルー、クリアマット色の2種類から選べる。
オリジナルカーポートとメーカー純正カーポートの違い
ホームセンターのオリジナルブランドと、メーカー製の最も大きな違いは、耐風性能
メーカー製の多くのカーポートは、風速38m/秒以上に耐えられますが、オリジナルカーポートは、風速34m/秒と、メーカー製に比べると強度が弱いです。
ホームセンターのカーポートでも風速38mに対応できるものはありますが、現時点ではまだ少ないです。
| ホームセンターのカーポート | メーカー製 |
|---|---|
| 風速 34mm/秒相当 | 風速 38m/秒以上 |

風速 34mm/秒相当でも大丈夫なの?
「風速 34mm/秒相当でも大丈夫なの?」という疑問があるかもしれませんが、一般的な風速に対しては耐風性能は問題ありません。
ただし、最近の異常気象によって台風や竜巻などの強風が発生することがあり、カーポートが飛ばされる事例も報告されています。
台風や強風が心配な方は、より高い耐風性能を持つメーカー製も検討することをお勧めします。
ホームセンターは、施工業者を選べないのがデメリット
ホームセンターでは自社では工事を担当しません。工事は、地域の工務店へ下請けに出します。
地域に密着した工務店には、悪質な業者はいないことがほとんどですが、「顧客対応」や「工務技術」などに差が出てきます。
良質な業者に施工してもらえることもありますが、自分で施工業者を選べないため、質の低い業者に施工してもらうこともあるかもしれません。
大手メーカー製とホームセンターのカーポートの比較
| ホームセンター | メーカー製 | |
|---|---|---|
| 価格 | 同タイプのメーカー製より、およそ2割ほど安い。 | 製品によって相場があるが、業者によって変わる。 |
| 性能 | 一定の制限がある。(高さ・素材・耐風性能など) | 素材にこだわった、耐久性に優れた製品あり。乗り降りに便利な後方支持タイプもある。 |
| 耐風性能 | 風速34m/s相当が多い | 風速38m/s以上 |
| 種類 | 少ない | 多い |
| デザイン | シンプル | 多岐にわたる |
ホームセンターのカーポートが向いてる人
ホームセンターのカーポートが向いている人は、風の影響を受けにくい住宅街にお住まいの方、コストパフォーマンスを重視する方です。

メーカーカーポートが向いてる人
台風の強風に心配がある地域に住んでいる人や、自分で業者を選びたい人には、メーカー製のカーポートが適しています。

メーカー製との価格さは、実質2割ほどしか違わないのであれば、個人的には、メーカー製も検討してみてもいいのでは?と思います。
ホームセンター製カーポートのメリット・デメリット
ホームセンター製カーポートには明確なメリットとデメリットがあります。購入前に両方を理解しておくことで、後悔のない選択ができます。
メリット
- 圧倒的な価格の安さ:最大のメリットは本体価格の安さです。メーカー製品の3分の1から半額程度で購入できるため、予算が限られている場合は大きな魅力となります。特に、車を一時的に保管する目的や、短期間の使用を想定している場合は、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。
- 気軽に購入できる:店頭で実物を確認でき、その場で購入を決められる手軽さがあります。また、DIYが得意な方であれば、自分で組み立てることも可能です(ただし、基礎工事は専門業者に依頼することを推奨します)。ホームセンターのポイントが使える点も見逃せません。
- シンプルな構造:複雑な機能がなく、シンプルな構造のため、故障やトラブルが少ないという利点があります。メンテナンスも比較的簡単で、部品交換などが必要になった場合も、DIYで対応しやすい設計になっています。
- 在庫があれば即日持ち帰り可能:小型のカーポートであれば、在庫がある場合は即日持ち帰りが可能です。急いで設置したい場合には大きなメリットとなります。
デメリット
- 耐久性・強度の不安:コストを抑えるために、アルミの厚みが薄かったり、溶接部分が少なかったりする製品があります。台風や大雪などの悪天候時に、破損や変形のリスクが高くなる可能性があります。特に、積雪地域や風の強い地域では、メーカー製品を選ぶことを推奨します。
- デザインの選択肢が限られる:ホームセンターで扱っているカーポートは、基本的な形状のものが中心です。住宅の外観にこだわりたい方や、おしゃれなデザインを求める方には、選択肢が少ないと感じるかもしれません。カラーバリエーションも限定的です。
- 保証期間が短い:メーカー製品が5年から10年の保証を提供するのに対し、ホームセンター製品は1年から3年程度が一般的です。長期的な安心感を求める場合は、保証内容を十分に確認する必要があります。
- 設置業者の手配が必要:ホームセンターでは販売のみで、設置は別途業者を手配する必要があるケースが多くあります。その場合、工事業者を自分で探す手間がかかり、また、本体と工事の保証が別々になるため、トラブル時の対応が複雑になることがあります。
- サイズ調整が困難:既製品が中心のため、設置場所に合わせた細かなサイズ調整が難しい場合があります。メーカー製品であれば、オーダーメイドやサイズバリエーションが豊富ですが、ホームセンター製品は標準サイズのみの場合が多いです。
メーカー製カーポートのメリット・デメリット
続いて、LIXIL、YKK AP、三協アルミなどのメーカー製カーポートのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
- 高い品質と耐久性:メーカー製品の最大の強みは、品質と耐久性の高さです。厳しい品質基準をクリアした材料を使用し、風圧や積雪に対する強度試験も行われています。耐用年数は適切にメンテナンスすれば20年から30年程度と言われており、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れています。
- 充実した保証とアフターサービス:5年から10年の製品保証が標準で付いており、不具合があった場合の対応も迅速です。また、定期的なメンテナンスサービスを提供しているメーカーもあり、長く安心して使用できます。全国に販売店とサービス網があるため、転居した場合でもサポートを受けやすい点も魅力です。
- 豊富なデザインとサイズ展開:住宅のデザインに合わせて、様々なスタイルやカラーから選べます。また、1台用、1.5台用、2台用、3台用など、サイズバリエーションも豊富で、設置場所に合わせた最適なサイズを選択できます。さらに、オプションで側面パネルや照明、サイドスクリーンなどを追加することも可能です。
- 高い資産価値:住宅の外構設備として、メーカー製のカーポートは資産価値を高める要素となります。特に、住宅を売却する際には、品質の高いカーポートが設置されていることがプラス評価につながることがあります。
- ワンストップサービス:メーカーの正規販売店を通じて購入すれば、現地調査、見積もり、施工、アフターサービスまで一貫して対応してもらえます。トラブル時の責任の所在も明確で、安心して任せられます。
デメリット
- 価格が高い:最大のデメリットは、やはり価格の高さです。ホームセンター製品と比較すると、2倍から3倍以上の価格差があります。初期投資を抑えたい場合には、大きな負担となります。
- 納期がかかる:メーカー製品は受注生産や取り寄せが基本となるため、注文から設置まで2週間から1ヶ月程度かかることが一般的です。急いで設置したい場合には不向きです。繁忙期(春先や秋口)にはさらに時間がかかることもあります。
- 購入プロセスが複雑:ショールームでの打ち合わせ、現地調査、詳細な見積もりなど、購入までのステップが多く、時間と手間がかかります。忙しい方にとっては、このプロセス自体が負担となることがあります。
- オーバースペックになる可能性:必要以上に高性能な製品を選んでしまい、結果的にコストが無駄になることがあります。例えば、温暖な地域で積雪対応の強化モデルを選ぶ必要はありません。営業担当者の提案をそのまま受け入れるのではなく、自分の使用環境に本当に必要な機能かどうかを見極めることが重要です。
格安でカーポートを買うための5つのコツ
ここでは、ホームセンター製でもメーカー製でも、できるだけ安くカーポートを購入するための実践的なコツを紹介します。
1. 複数の業者から相見積もりを取る
カーポート購入で最も効果的な節約方法は、複数の業者から見積もりを取ることです。最低でも3社、できれば5社程度から見積もりを取得しましょう。同じメーカーの同じ製品でも、業者によって価格が10万円以上異なることは珍しくありません。見積もりを取る際は、本体価格だけでなく、工事費、諸経費、保証内容まで含めた総額で比較することが重要です。
また、見積もりを取る業者は、以下のように多様な選択肢から選ぶことをお勧めします。
- ホームセンター(設置サービス提供店)
- エクステリア専門店
- 工務店やリフォーム会社
- インターネットの一括見積もりサービス
- メーカーの正規販売店
2. オフシーズンや決算期を狙う
カーポートの需要が少ない時期を狙うことで、大幅な値引きを引き出せる可能性があります。特に以下の時期は値引き交渉がしやすくなります。
- 冬季(12月〜2月):外構工事のオフシーズンで、業者が仕事を確保したい時期です。特に雪の降らない地域では、工事も問題なく行えます。
- 決算期前(2月〜3月、8月〜9月):多くの企業が決算を控え、売上を伸ばしたい時期です。特に月末や期末は値引き交渉がしやすくなります。
- 梅雨時期(6月〜7月):外構工事が避けられがちな時期で、業者のスケジュールに余裕があることが多いです。
3. 型落ち品や展示品を狙う
メーカーは定期的に新モデルを発売するため、旧モデルは在庫処分として大幅に値引きされることがあります。機能的には新モデルとほとんど変わらない場合も多く、デザインにこだわりがなければ型落ち品は非常にお得です。ショールームの展示品も、傷や汚れがあることを前提に、大幅な値引きで購入できる場合があります。
型落ち品を探すコツは、新モデル発表の直後(通常は春先)にメーカーのショールームやエクステリア専門店を訪問することです。在庫処分セールの情報は、店舗のメールマガジンやSNSで告知されることが多いので、チェックしておくとよいでしょう。
4. DIYで設置できる部分は自分で行う
カーポートの設置作業の中には、DIYで対応できる部分もあります。ただし、基礎工事と柱の建て込みは安全性と強度に直結するため、必ず専門業者に依頼してください。DIYで対応できるのは、以下のような作業です。
- 屋根パネルの取り付け(業者の指導のもと)
- 雨樋の設置
- オプション部品の取り付け(照明、サイドパネルなど)
- 周辺の簡単な整地作業
DIYで行える作業を業者に確認し、「ここまでは業者にお願いして、ここからは自分でやります」と明確に伝えることで、工事費を2万円から5万円程度削減できることがあります。ただし、DIY部分で発生したトラブルは自己責任となるため、自信がない場合は無理をしないことが重要です。
5. 補助金・助成金制度を活用する
意外と知られていませんが、自治体によっては住宅のエクステリア改修や省エネルギー設備の設置に対して補助金や助成金を提供している場合があります。カーポートそのものが対象でなくても、「太陽光パネル付きカーポート」や「電気自動車充電設備を備えたカーポート」であれば、補助金の対象となる可能性があります。
お住まいの市区町村のホームページや窓口で確認してみましょう。また、リフォーム減税制度を利用できる場合もあるため、税理士や施工業者に相談することをお勧めします。補助金を活用できれば、5万円から20万円程度の補助を受けられることもあります。
購入時の注意点とよくある失敗例
カーポート購入では、知識不足から失敗するケースが少なくありません。ここでは、よくある失敗例とその対策を紹介します。
失敗例1:価格だけで選んで後悔
最も多い失敗が、価格の安さだけを重視して購入し、数年後に後悔するケースです。例えば、強風地域でホームセンターの格安カーポートを設置したところ、台風で屋根が飛ばされてしまった、積雪地域で雪の重みで柱が曲がってしまった、などの事例があります。
対策:設置場所の気候条件(風の強さ、積雪量、日当たりなど)を考慮し、それに適した強度の製品を選びましょう。特に以下の地域では、メーカー製品の耐風圧・耐積雪仕様を検討することを強くお勧めします。
- 海沿いや山間部など風の強い地域
- 積雪が年に数回でもある地域
- 台風の通り道になりやすい地域
失敗例2:サイズの測定ミス
車のサイズやドアの開閉スペースを考慮せずに購入し、実際に設置したら車が入らない、ドアが十分に開けられない、といった失敗もよくあります。特に、将来的に車を買い替える予定がある場合は、新しい車のサイズも考慮する必要があります。
対策:カーポートのサイズは、車のサイズに対して、幅で両側50cm以上、奥行きで前後50cm以上の余裕を持たせることが基本です。また、ドアを全開にした状態でのスペースも確認しましょう。現地調査を依頼すれば、業者が適切なサイズを提案してくれます。
失敗例3:隣地境界線や建築基準法の確認不足
隣地との境界線ギリギリにカーポートを設置してトラブルになったり、建築基準法に抵触して設置後に撤去を求められたりするケースがあります。カーポートも建築物とみなされる場合があり、建築確認申請が必要になることがあります。
対策:設置前に必ず以下を確認しましょう。
- 隣地境界線から最低50cm以上離す(自治体によって規定が異なります)
- 建ぺい率や容積率の制限をクリアしているか確認
- 10平米を超える場合は建築確認申請が必要か確認(自治体によって異なります)
- 隣家への日照や通風への影響を事前に説明し、了承を得ておく
失敗例4:施工業者選びの失敗
価格の安さだけで施工業者を選び、工事の質が低かった、基礎工事が不十分だった、アフターサービスが受けられなかったなどの失敗があります。特に、インターネットで見つけた格安業者に依頼したところ、連絡が取れなくなったという深刻なケースもあります。
対策:施工業者を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。
- 施工実績が豊富で、実際の施工例を見せてもらえるか
- 保険に加入しているか(工事中の事故に対応できるか)
- アフターサービスの内容が明確か
- 見積もり内容が詳細で、追加費用の可能性について説明があるか
- 口コミや評判を確認できるか
失敗例5:メンテナンス計画の欠如
カーポートは設置したら終わりではなく、定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスを怠ったために、錆や腐食が進行し、想定よりも早く寿命を迎えてしまうケースがあります。
対策:年に1〜2回は以下のメンテナンスを行いましょう。
- 屋根パネルの汚れを水洗いする
- 柱や梁の接合部のボルトの緩みをチェックする
- 錆が発生していないか確認し、発見したら早期に補修する
- 雨樋の詰まりを清掃する
- 台風や大雪の後は、変形や破損がないか点検する
まとめ:自分に最適なカーポートを賢く選ぼう
カーポートの購入において、ホームセンター製品は確かに価格面で大きな魅力があります。しかし、「最安」であることと「最適」であることは必ずしも一致しません。重要なのは、あなたの使用目的、設置環境、予算を総合的に考慮し、長期的な視点で判断することです。
初期投資を抑えたい、短期間の使用を想定している、温暖で災害リスクの低い地域に住んでいるという場合は、ホームセンター製品が適しているでしょう。一方、長期的に安心して使いたい、デザインにこだわりたい、悪天候に強い製品が必要という場合は、メーカー製品を検討すべきです。
どちらを選ぶにしても、複数の業者から見積もりを取り、現地調査を受け、不明点はすべて質問するという基本を守ることで、後悔のない購入ができます。この記事で紹介した格安購入のコツや注意点を参考に、あなたにとって最適なカーポートを見つけてください。愛車を守る大切な設備だからこそ、時間をかけて慎重に選びましょう。
カーポートを“最安値”で設置するには、複数の見積もりを比較することが必須
カーポートは安いものだと十数万円から数十万円、高いものだと、百万円以上の大きい買い物。
「カーポート設置費用(工事費込み)の相場価格はある」とは言え、ユーザーに渡るまでの【仕入れ価格の違い】はどうしても出てきます。1台用の安いカーポートでも数万円以上の違いが出ます。2台用や1台用でも堅牢な100万円以上の高額なものだと十数万円〜の違いがでてくることも普通にあります。
また、業者により【工事費の違い】もあるので、依頼する業者によって、最終的に数万円の差がでます。

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