目次
ホームセンター独自ブランド商品「オリジナルカーポート」
ホームセンターでは、自社ブランドの「オリジナルカーポート」を販売しています。
オリジナルカーポートは、メーカー純正カーポートと似ていますが、価格が安いのが特徴です。
安い理由は、メーカーから直接商品を仕入れ、販売しているためです。
カインズでは、「VIC port αII」、コーナンでは、「オリジナルカーポートV」、ナフコは「エコマリーム」といったエントリーモデルのシリーズがあります。
エントリーモデルの他に、強風や積雪に対応する頑丈な「折半屋根カーポート」もオリジナルブランド製品として提供されています。
このようなホームセンターのオリジナルカーポートは、メーカー製品に比べて低価格で販売されています。
ホームセンターオリジナルカーポート人気ランキング10選
カインズ VIC port αII
カインズのVICポートシリーズは、工事込み価格が104,800円(税込み)~とコストパフォーマンスに優れた人気のシリーズ。
お手頃価格ながら、構造部材に高強度アルミ形材を採用しており安心の構造設計。
「ゴミ出しエルボ」が標準で装備されているので、掃除のときの手間を軽減。大容量の雨桶が採用されており、大雨の時でも対応できる構造。
オプションで風による揺れを軽減し、積雪に対する強度を補助する着脱式サポート柱は30,000円で装備できる。
吹上風の強度を高める屋根材補強のVICポートは7個入りが6,000円。
DCMセレクトカーポート
DCMで販売されている人気のオリジナルカーポートDCMセレクトカーポート。
工事費込みで125,180円(税込)から、お手頃価格ながら、丈夫で快適なカーポート。屋根は、アーチ型(アール屋根)でポリカーボネート製。
1台用片流れと、2台用ワイドが販売されている。
屋根カラーは「かすみ色」と「ブルースモーク」の2種類から、柱の色は、「アーバングレー」「サンシルバー」「ダークブロンズ」の3種類から選べる。
コメリ オリジナルカーポートV
コメリのカーポートでスタンダードタイプの「オリジナルカーポートV」。工事費込み1148,00円で、メーカーのものより安い価格設定になっている。
屋根色は、トーメイマット色・ブルー色の2種類から、本体の色は、ブラウン・ブラック・ステンカラーの3種類から選べる。
追加オプションの脱着式サポートは、2本入・工事費込みで27,800円で追加可能。
サイドパネルは1段片面で10,000円からあり、工事費は15,000円。2段片面は13,100円からで、工事費は20,000円~になっている。
カインズ スタイリッシュポート
カインズオリジナルのスタイリッシュカーポートは、屋根がフラットで見た目もすっきりしている。
カラーバリエーションは、ステン・ブラック・ブラウンの3色がある。
屋根は、割れにくいポリカーボネート板で、ガラスの約200倍の耐衝撃強度を持ち、紫外線をさえぎる。クリアブルーとクリアマットの2種類がある。
車を風雨から守り、人の乗り降りの際にも役立つ、サイドパネルが1~2段をオプションで取り付けることも可能。
ナフコ エコマリームポート
アール屋根型のナフコ エコマリームポートは、ホームセンターのオリジナルカーポートの耐風強度が34m/sであるのに対して、標準で38m/sある。この価格でこの強度はナフコだけとカタログでも強調しています。
ナフコのカーポートはさらに耐風強度性能をアップさせる「アップグレードW」で38m/sから42m/sにすることも可能。
DCMセレクトストレートポート
直線を基調としたフラット屋根の、DCMセレクトストレートポート。
屋根カラーはかすみ色・ブルースモークの2色から、柱は、アーバングレー・サンシルバー・ダークブロンズの3色から選べる。
ナフコのエコマリームポートと同じく、ホームセンターオリジナルカーポートの中では耐風強度が風速38m/sと強い。
コーナン プリオポート
コーナンオリジナルカーポートの中で、一番低価格のプリオポート。
本体色は、ブラウン・ブラック・ステンの3色から、屋根色は、ブルーとクリアマットの2色から選べる。
ナフコ マリームFDX
新型カーポートのナフコ マリームFDXはフラット屋根タイプ。前後で高低差を付けることにより、室内からの長めがスッキリしている。
同じナフコのエコマリームポートと同じく、耐風強度が標準で、38m/s相当と高い。
柱は、アーバングレー・サンシルバー・ダークブロンズの3色から選べる。
コメリ オリジナルカーポートF
コメリが「住まいの外観と調和する意匠性の高いカーポート」として販売するオリジナルポートF。フラット屋根で1台用と2台用がある。
熱線吸収のポリカーボネートの屋根の色はブルーマットとクリアマットの2種類。
割れにくい屋根材の強度はガラスの約200倍で、UVカットが装備されている。
コーナンオリジナル ヴァンポートR
本体色は、シャイングレー・オータムブラウン・チュラルシルバーの3種、屋根色はクリアブルー、クリアマット色の2種類から選べる。
オリジナルカーポートとメーカー純正カーポートの違い
ホームセンターのオリジナルブランドと、メーカー製の最も大きな違いは、耐風性能
メーカー製の多くのカーポートは、風速38m/秒以上に耐えられますが、オリジナルカーポートは、風速34m/秒と、メーカー製に比べると強度が弱いです。
ホームセンターのカーポートでも風速38mに対応できるものはありますが、現時点ではまだ少ないです。
ホームセンターのカーポート | メーカー製 |
---|---|
風速 34mm/秒相当 | 風速 38m/秒以上 |
風速 34mm/秒相当でも大丈夫なの?
「風速 34mm/秒相当でも大丈夫なの?」という疑問があるかもしれませんが、一般的な風速に対しては耐風性能は問題ありません。
ただし、最近の異常気象によって台風や竜巻などの強風が発生することがあり、カーポートが飛ばされる事例も報告されています。
台風や強風が心配な方は、より高い耐風性能を持つメーカー製も検討することをお勧めします。
ホームセンターは、施工業者を選べないのがデメリット
ホームセンターでは自社では工事を担当しません。工事は、地域の工務店へ下請けに出します。
地域に密着した工務店には、悪質な業者はいないことがほとんどですが、「顧客対応」や「工務技術」などに差が出てきます。
良質な業者に施工してもらえることもありますが、自分で施工業者を選べないため、質の低い業者に施工してもらうこともあるかもしれません。
まとめ
カーポートの選び方は、コストパフォーマンスを重視するならばホームセンター、一定の機能や業者などの選択肢を求めるならば、メーカーとなります。
ホームセンターでの購入がメーカー品よりも安価である場合もありますが、外構業者の方がより安価な場合もあるため、複数の業者から見積もりを取ることがおすすめです。
カーポートを“最安値”で設置するには、複数の見積もりを比較することが必須
カーポートは安いものだと十数万円から数十万円、高いものだと、百万円以上の大きい買い物。
「カーポート設置費用(工事費込み)の相場価格はある」とは言え、ユーザーに渡るまでの【仕入れ価格の違い】はどうしても出てきます。1台用の安いカーポートでも数万円以上の違いが出ます。2台用や1台用でも堅牢な100万円以上の高額なものだと十数万円〜の違いがでてくることも普通にあります。
また、業者により【工事費の違い】もあるので、依頼する業者によって、最終的に数万円の差がでます。
損をしないで、カーポートを設置するには複数社の見積もりを比較ができる「一括見積もり」がおすすめです。
- 地元対応の、複数の外構・エクステリア専門家から役立つアイデア&アドバイスが受けられる
- 複数の優良な外構・エクステリア専門店から、無料でカーポート設置の【 費用・見積もり書 】がもらえる
- 大手から、地元の業者まで、複数社のプラン・費用を一括比較して選べる