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3台用カーポートについて
一般的なカーポートは2台用が多いですが、3台用になるとサイズが大きくなり、車を駐車するスペースだけでなく、車の出し入れをしやすいように余裕を持たせた設計になっています。
保有する車が2台でも、来客用や駐輪スペースに使えるように3台用のカーポートを設置する人も増えています。
3台用カーポートはどれも高額になりますので、サイズ・性能をよく確認してあとで後悔しないように慎重に選びましょう。
3台用カーポートのサイズ
7m以上の間口が必要です。
3台用のカーポートの横幅は最低7m以上が必要です。一般的な車の間口は1.7mほどで、きっちり車を駐車させるだけならもっと狭くできますが、ドアの開閉などを考慮すると規格として7m以上になります。
3台車が並ぶと、ドアの開閉や、接触の恐れもあるので間口はゆとりがある方が快適に駐車できます。
間口が8~9mまで規格幅が用意されている商品もありますので、敷地に余裕のある方は、より広い間口を検討してみてもいいでしょう。
奥行きは、5m以上が必要
奥行きは、1台用と同じ程度の5m以上が必要です。
奥行きの規格は商品によって違いますが「5,065 / 5,413 / 5,781 (mm)」など2~3つの長さから選べます。
ミニバンやワゴンなど大きい車や、トランクをよく使う場合は、ゆとりのあるsサイズを選んだ方がいいでしょう。
3台用カーポートの設置費用(工事費込み)
3台用カーポートの工事費込みの価格は、90~200万ほどで高額になります。
1台用の20万円のカーポートを3つ設置すると60万円ですので、3台用が割高なのが分かります。
3台用カーポートの工事期間
3台用のカーポートの工事日数は2~3日です。
基礎を造り、柱を立て、骨組みを組み立てて、屋根パネルを取り付けるのが工程の流れです。
1台用のカーポートは1日で工事が完了することが多いですが、2台以上の場合は、部材が大きくなるので最低でも2~3日かかります。
コスパがいい三台用カーポートの工事費込み価格(相場)
YKKAP レイナトリプルポートグラン
YKK APのレイナポートグランシリーズの3台用カーポート。リーズナブルな価格ながら、横幅8mタイプは、左右横幅に余裕があり快適に駐車できる。
屋根材は、ポリカーボネート板・熱線遮断ポリカーボネート・熱線遮断FRP板の3種類から選べます。
LIXIL フーゴR(ラウンドスタイル) 3台用
LIXILのフーゴRはベーシックなラウンドスタイル。従来の同価格帯カーポートに比べ強度が20%向上し、耐風圧強度風速42m/sを標準化。
カラーはオータムブラウン、シャイングレー、ブラック、ナチュラルシルバーの4色から選べる。
三共アルミ スカイリード 両側支持 ワイド3台用
三共アルミの3台用カーポート・スカイリードは屋根の中桟が無いデザインなので、自然光が降り注ぎ、明るく開放感のある新構造。
フレーム屋根枠の色を木目調&グレーのツートンにすることも可能。
おしゃれな三台用カーポートの工事費込み価格(相場)
LIXIL アーキフィールド
美しいフラットルーフが特徴のおしゃれなカーポート。ファサードエリア(正面から見た外観)全体をフラットな屋根で覆うことでプライベートガレージのような空間を醸し出す。屋根は木目調に変更可能です。
三共アルミ エアロシェード
開放感と独創的なシルエットが特徴の「エアロシェード」。柔らかい曲線と直線が組み合わさり、360度どこを切り取っても美しいデザインフォルムをしている。
業界初の3台用を実現した後方支持スタイル。中間に柱がなく駐車しやすい、大開口の後方支持カーポート。
サイズは、2台用と3台用のみ。開放感な空間をお求めの、2台以上所有する方におすすめ。
三共アルミ M.シェードII 両側支持 トリプル
先進的なデザインで、他社のにはないオンリーワンの地位を築いているM.シェードⅡ。M.シェードⅡの一番の特徴は、美しいトラス屋根です。三角形のトラス構造は見た目の美しさだけではなく、軽量かつ高強度のアルミ製プレートトラスを採用。
強度が高いので、太陽光パネルのような重量のあるオプションの設置も可能。
台風・積雪に強い三台用カーポートの工事費込み価格(相場)
LIXIL カーポートSW 積雪50cm対応 3台用 4本柱
リクシル カーポート SWは、耐風強度が46m/sと、業界最高水準の強度を標準で装備。台風が直撃する地域で売上が高いのも頷けます。
最近の台風大型化による強風対策としても安心できるカーポート。
フラットなメリハリのあるデザインが、シンプルでどんな住宅にも合います。機能美を備え、「強風や雪から暮らしを守る」性能を追求した製品。
YKKAP ジーポートPro(積雪対応)
目指したのは、あらゆる基準において他を圧倒するハイランク仕様。
安心の風性能46m/sから業界最高峰の62m/秒まで耐揃え、強風リスクに備えている。
高強度カーポートにありがちな無骨さとは無縁。細部までシンプル&フラットにこだわった基本形状に加え、エッジの効いた高意匠仕様や木調の軒天仕上げなど、幅広いオプションで住宅とのトータルデザインが可能。
積雪量も50cmまで対応。地域を選ばず設置が可能で、重厚感のあるデザインが愛車を守ってくれる。
【まとめ】3台用カーポートで後悔しないための3つのポイント
「もっと間口・奥行きが広ければよかった」と後悔しないために
複数台用のカーポートは間口が狭いと、車同士の接触や、ドアの開閉、柱にこすってしまうなどの問題が生じます。
7mは最低の幅なので、できれば8mくらいの余裕をもったサイズを選ぶことをおすすめします。
奥行きも、「より大きい」と、雨の日に濡れずにすんだり、自転車を置けたりするので、用途を考えてサイズを選んだ方がいいです。
設置してしまった後は、サイズ変更できませんのでサイズについては慎重に検討しましょう。
「台風、積雪に強いカーポートにすればよかった」と後悔しないために
カーポートを設置する際、自分の住んでいる地域が、台風・積雪の災害が多い場合は耐風・耐積雪の性能が高いものを選びましょう。
上記で紹介した「折半屋根カーポート」が最も耐風・耐積雪性能が高い種類になります。
折半屋根カーポート以外にも、風速40m以上で積雪50cmに対応する強度が高い3台用カーポートがりますので、販売店や業者に相談してみましょう。
「もっと安く設置できたのに」と後悔しないために
3台用カーポートは安いもので70万以上~、高いものは200万以上する高額な商品です。
3台用カーポートの価格相場はありますが、金額が大きくなれば、なるほど、依頼する業者によって金額の差が大きくなります。
理由は、業者によって仕入れ値が違うからです。外構専門の業者であれば、外構で使用するの設備の量が多いので、仕入れ価格が安くなります。
1社だけで決めてしまうと、その金額が高いのか安いのか分からないまま依頼してしまうことになるので、必ず複数の会社に見積をとって、比較をしてから決めましょう。
カーポートを“最安値”で設置するには、複数の見積もりを比較することが必須
カーポートは安いものだと十数万円から数十万円、高いものだと、百万円以上の大きい買い物。
「カーポート設置費用(工事費込み)の相場価格はある」とは言え、ユーザーに渡るまでの【仕入れ価格の違い】はどうしても出てきます。1台用の安いカーポートでも数万円以上の違いが出ます。2台用や1台用でも堅牢な100万円以上の高額なものだと十数万円〜の違いがでてくることも普通にあります。
また、業者により【工事費の違い】もあるので、依頼する業者によって、最終的に数万円の差がでます。
損をしないで、カーポートを設置するには複数社の見積もりを比較ができる「一括見積もり」がおすすめです。
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