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カーポートバルコニーのデメリットって何?
設置費用が高額
カーポートバルコニーは、本体と設置費用が比較的高額です。設置費用は、通常のカーポートよりも高く、150万円〜200万円以上になる場合があります。さらに、既存の家に増築する場合は、さらに高くなる可能性があります。
セキュリティが不安
カーポートバルコニーは住宅のセキュリティに影響する場合があります。泥棒はベランダ窓から住宅に侵入することが多いため、フェンスで見通しが悪くなると侵入者にとっては隠れ場所となります。
カーポートバルコニーには網目が大きいフェンスを選ぶなど工夫し、防犯面にも注意しましょう。また、カーポートの門柱を利用して野良猫やペットがバルコニーに上がらないようにすることも重要です。
手入れが必要
定期的にバルコニーの床面やフェンス、手すり、壁面などを掃除することが大切です。ほこりや落ち葉、鳥の糞などがたまると、見た目が悪くなるだけでなく、腐食や腐食の原因にもなります。
日差しを遮る可能性がある
カーポートバルコニーは、建物の外側に設置された屋根があるため、1階部分の日差しを遮ることもあります。
自宅ではなく、隣近所の日照や景観に影響をあたえてしまう可能性もあります。
カーポートバルコニーで後悔しないため5つの注意点
1.バルコニー部分の使用目的を明確にする
カーポートバルコニーの上の部分の使用目的は様々あります。「プライベートな空間がほしい」、「ワンちゃんを遊ばせたい」など具体的な目的があるかもしれません。
単に「スペースがもったいないから」という曖昧な理由で作ると、活用されない無駄な場所になってしまうかもしれません。
「大好きなワンちゃんを遊ばせたい」という願望で作っても、実際は犬が怖がってバルコニーに行きたがらなかったという事例もあります。
「何をしたいのか」、「何ができるか」をはっきりさせておくと、施工後に後悔することはありません。
2.信頼できる業者を見極める
カーポートバルコニーの設置費用は高額になるので、業者選びがとても重要です。
リフォームや、増築などは、トラブルがつきものです。業者側の理由で工事日数が大幅に伸びたり、約束どおりに工事されていなかったりトラブルも様々です。
高額な費用がかかるのに、業者側の不備が理由で納得いかない出来あがりになったら、たまったもんじゃありません。
複数社に見積もりをとるのは当然ですが、安いというだけで業者を選ぶのではなく、施工実績を確認して慎重に選びましょう。
3.近隣への日照や景観に影響するか
カーポートバルコニーを設置する場合、周囲の建物や植栽、道路の条件によっては、日照や景観に影響を与える可能性があります。
そのため、地域の条例や法律に従い、設置にあたっては事前に必要な手続きを踏んで、近隣との調和も考えましょう。
また、設置する場所やデザイン、色などにも配慮することで、周囲と調和を図ることができます。
4.排水機能がしっかりしてるかを確認する
カーポートバルコニーでは、排水面に注意する必要があります。排水溝周りに物を置かず、排水機能が万全な製品を選択しましょう。
排水機能がしっかりしていないと、階下のカーポートに水が流れ、車を汚してしまうこともあるため注意が必要です。
バルコニーに水が溜まると、壁付け型の場合は住居が水が浸水してしまうかも知れません。排水機能がしっかりした製品を選びましょう。
5.建ぺい率の範囲をこえないかを確認
カーポートバルコニーを設置する場合は、建ぺい率の計算に含まれるため、建築確認申請が必要です。建ぺい率は用途や地域によって違うので、都道府県の窓口や都市計画図で確認する必要があります。
バルコニーの増築によって建物面積が変わると、建ぺい率が変わるため、申請が必要になります。建ぺい率の上限近くまで家の広さがある場合は、設置するバルコニーの広さに制限があることもあります。
カーポートバルコニーのメリット
空間を有効に活用できる
カーポートの上にバルコニーを設置する最大のメリットは「敷地を2倍楽しめる」ことです。
カーポートの屋根上のバルコニー部分を、縦の空間として有効活用できます。
プランターを置いて植物を育てたり、小さなテーブルや椅子を置いて、屋外でのくつろぎのスペースとして利用することもできます。
↓ 他にも様々な活用方法があります。プライバシーを確保できる
カーポートバルコニーを設置すると、家の内部が外から見えにくくなり、プライバシーを確保しやすくなります。バルコニーには高い柵を設けることで、2階部分のプライバシーも守ることができます。
バルコニータイプのカーポートを設置すると、建物1階部分が道路から見えにくくなるため、1階のプライバシーを保護できます。
プライベートな場所を作れる
カーポートバルコニーを設置すると、家の内部が外から見えにくくなり、プライバシーを確保しやすくなります。バルコニーには高い柵を設けることで、2階部分のプライバシーも守ることができます。
通常の庭で遊ぶよりもカーポートバルコニーで遊ぶ方がほかの人の目線が気にならず、プライベート感があります。
カーポートバルコニーの費用
カーポートバルコニーの費用は、設置するカーポートの広さや設置場所、使用する素材などによって異なります。一般的には、車1台分のカーポートバルコニーで約100~200万円、車2台分のカーポートバルコニーで約150~250万円かかります。
カーポートバルコニーの施工日数
カーポートバルコニーの工事日数は、設置するカーポートの広さや設置場所、使用する素材などによって異なります。一般的には、1~4週間ほどかかります。ただし、後付けする場合はさらに費用が増えたり、工期が延びたりする可能性があります。
三協アルミ グランフローア
エクステリアメーカーの大手三協アルミが販売する「グランフローア」は、駐車スペースとアウトドアスペースを兼ね備えたカーポートバルコニーです。
自由度の高い設計
グランフローアは、設置場所や用途に合わせて、自由に設計することができます。
広々としたスペース
車1台分のスペースで約20㎡、車2台分では約40㎡の広いスペースを確保できます。
三協立山 ニュービックバルコニー
壁付と独立の2タイプある
階段を設置した独立タイプでは、お庭に新しいリビングを誕生させる事ができ、 壁付けタイプでは、室内のお部屋を外に延長させ広々した空間を誕生させます。
地上のお庭空間として活用できる
手すり部材や床板のバリエーションもあり、単純に広いベランダというより、地上のお庭空間としての活用ができます。 駐車場もお庭も両方欲しいという方にはぜひおすすめです。
YKKAP エアキューブ
敷地を活かして取付け自在。
YKK APのバルコニー「エアキューブ」は、さまざまなフレームユニット、格子ユニット、床材を自由に組み合わせて、バルコニー空間をカスタマイズが可能。
さまざまな用途やスタイルに合ったパーソナライズされた空間を作成できます。
ハイタイプと、ロータイプの2種類のフレームユニット
ハイタイプ
ハイタイプは2階の居室の窓を覆い隠すことができる高さ。人目を気にせず、日光浴をすることもできる。
ロータイプ
ロータイプは通常のバルコニーの手すりの高さ。
カーポートバルコニーの活用例
ガーデ二ング、家庭菜園
カーポートバルコニーで、ガーデニングや家庭菜園をする方も多いです。日当たりが良く風通しも良いので植物も育てやすい環境です。
洗濯物、布団を干す場所
カーポートバルコニーは、洗濯物や布団の干し場としても利用ができます。大家族や多くの洗濯物を扱う人にとって、ベランダだけでは不十分です。カーポートバルコニーは駐車場の屋根スペースを活用しており、広々としたスペースでたくさん干すことができます。
子供やペットの遊び場
カーポートバルコニーは、子供やペットの遊び場としてつかうことできます。人工芝をひいたり、ウッドデッキ調にすることで、遊びやすくなります。
カーポートを“最安値”で設置するには、複数の見積もりを比較することが必須
カーポートは安いものだと十数万円から数十万円、高いものだと、百万円以上の大きい買い物。
「カーポート設置費用(工事費込み)の相場価格はある」とは言え、ユーザーに渡るまでの【仕入れ価格の違い】はどうしても出てきます。1台用の安いカーポートでも数万円以上の違いが出ます。2台用や1台用でも堅牢な100万円以上の高額なものだと十数万円〜の違いがでてくることも普通にあります。
また、業者により【工事費の違い】もあるので、依頼する業者によって、最終的に数万円の差がでます。
損をしないで、カーポートを設置するには複数社の見積もりを比較ができる「一括見積もり」がおすすめです。
- 地元対応の、複数の外構・エクステリア専門家から役立つアイデア&アドバイスが受けられる
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